たかが一票、されど一票。
国民の中では「いずれは総理に」と思って期待を寄せている若手議員の1位ではないかと目される小泉進次郎さんは、石破氏に一票を投じたとのこと。
結局、安倍一強といえる結果にはなったものの、わたしは正直まったく思想も実績も支持していない人なので、自民党ってこんなもんか、と思ったものです。
現職3選となったわけですが、ライバルが小粒、という印象もあります。
信任を受けたと調子に乗らないでほしいな、と総理には言いたいですが、まあ無理でしょう。
というわけで以下ニュース引用です。朝日新聞デジタルより。
小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長は党本部で記者団に対し、「石破氏に一票を投じました」と明らかにした。その理由について「安倍さんか石破さんかという二者択一に見えて、そんな単純な話ではなかった」としたうえで、「私なりにどういう思いを一票に乗せるか考えたときに、日本のこれからの発展は、人と同じではなくて、人との違いを強みに変えられるかが大事。自民党も、違う意見を押さえつけるのではなくて、違う声を強みに変えていく、そんな自民党でなければいけないと。そんな思いから私なりに判断した」と語った。
多くの議員が投票先を明らかにするなかで、小泉氏はぎりぎりまで投票先を明かさず、20日午後の投票直前、ようやく石破氏支持を明らかにした。「仮に私がもっと早く表明したら、私の望む形にならなかったと思う。私が表明しなかったからこそ、2人の違いや論争に注目が集まった」と自身の影響力を考慮したうえでの「沈黙」だったことを強調した。
総裁選を振り返り、「いろんな情報戦があった。政治の世界の戦。わたしは武器を持たない戦争みたいなものだと思う。それに対して、どうやって生き抜いていけるようにするか、そういったことも含めて非常に学びのある総裁選だった」と述べた。