あのとき歴史は動いた?

1日1記事。わたしが気になったニュースを国内・海外からpickup。独断と偏見でコメントも添えてお届けします。古代より日記は史料として貴重な財産。現在の「○○を食べた」「○○と今日はデート」的な個人ブログとは一線を画してお届けします。

2018.9.24 2001年近鉄以来の珍事なるか?西武が防御率ワーストでリーグ制覇濃厚。

プロ野球はやはり投手、というのは大リーグも含め通説といえます。

中でも防御率は打線は水物といわれるだけに、安定感のある投球を中5,6日でまわしてこなしてくれる先発は本当に貴重だと思います。

が、今年のパリーグソフトバンクに勢いがないまま終盤戦に入り、西武がラストスパートをかけているのが現状。

そして、西武といえば、とにかく打つ。そして先発投手も勝ち星はついています。

が、とにかく失点が多い。

取られたら取り返す、というある意味高校野球みたいな野球で今年は驀進中です。

 

仮に今年リーグ制覇を成し遂げたとしても、連覇を目指すなら防御率が12球団ワーストはさすがに厳しいところ。

補強でいくのか、ドラフトで大学生を指名していくのか、そういった意味ではリーグ制覇後のストーブリーグにも、ぜひ2018年のパリーグは注目していただきたいところ。

 

ニュースは以下引用です。ベースボールキングより。

 

 リーグ制覇に向かって西武がラストスパートをかけている。「打高投低」の傾向にある今季、投手力にやや難がある西武は、疲労の影響が表れる夏場以降に失速するのではないかとの見方もあった。ところが、9月15日から2位ソフトバンクを3タテで退けると、続く3位日本ハム戦にも連勝。9月14日からの8連勝で、マジックを一気に「7」にまで減らした。10年ぶりのリーグVは目前に迫っている。

 今季の西武は明らかに打撃力で勝ち進んできたチームだ。防御率ではエース・菊池雄星が3.16でリーグ2位、勝利数では多和田真三郎が15勝でリーグトップに立つが、その多和田も防御率は4.04と安定感に欠ける。中継ぎ陣の台所事情が苦しいこともあり、チーム防御率4.35はパ・リーグで唯一の4点台、12球団ワーストの数字である。

 野球は点を取られることがなければ負けないスポーツだ。「野球は投手力」「打線は水物」という言葉が常套句になっているように、ペナントレースを制するチームのほとんどは高い投手力を誇るもの。

 過去30年、セ・パ両リーグでレギュラーシーズン1位となった延べ60チームのうち、チーム防御率もリーグ1位だったチームは35チーム。実に6割近くを占める。また、防御率が2位だったチームも含めれば、51チームとなり、その割合は85%に達する。一方、防御率が4位以下だったにもかかわらずレギュラーシーズン1位となったのは2015年のヤクルトなどわずか5チーム。そして、史上唯一、チーム防御率最下位で優勝を果たしたのが2001年の近鉄である。


◆ 01年近鉄打線と18年西武打線のちがい

 この年、近鉄のチーム防御率は12球団ワーストの4.98だった。チームトップの12勝を挙げた前川勝彦も、防御率では5.89という数字。一方、「いてまえ打線」の名前でファンに親しまれた打撃陣は超強力だ。チーム打率.280、211本塁打、748打点はいずれも12球団トップ。55本塁打131打点で本塁打王のローズ、46本塁打132打点で打点王中村紀洋を中心に、たとえ先制を許しても打って打って打ちまくり、シーズン78勝のうち41勝が逆転でつかんだものでだった。

 投手力を打撃力でカバーするという点で、今季の西武をイメージするファンも多いだろう。ただ、両者の打線には大きなちがいがある。2001年の近鉄は、「走者が動くと打ちにくい」という主力野手からの声もあり、盗塁が極端に少なかった。その数、わずか「35」。もちろん12球団最少の数字だ。一方、今季の西武はここまで12球団トップの123盗塁を挙げている。2001年の近鉄は「打って走者を還す」ことに特化し、今季の西武は足も生かした総合的な得点力で勝利を重ねてきたといえるだろう。

 いてまえ打線のほか、1998年横浜の「マシンガン打線」、2003年ダイエーの「ダイハード打線」、2004年巨人の「史上最強打線」など、過去、いくつもの強力打線がファンに強烈な印象を残してきた。今季の西武打線も間違いなく球史に大きくその名を刻むはずだ。
※数字は9月23日終了時点